2023/03/03
高校
３月１日（水）第３８回県立河瀬高等学校卒業式が挙行され、１８３名が巣立ちました。
中村隆洋校長は式辞において、「これまで誰も経験したことのない困難な状況に直面しながらも、皆さんが今自分たちにできることを模索し、授業や部活、受験勉強に真摯に取り組まれた姿勢に心から敬意を表したい」と述べ、新型コロナウイルスによる全国一斉休校という、異例の事態から始まった卒業生の３年間を振り返りました。
さらに、京都大学の山中伸弥名誉教授のエピソードを交えながら、中国のことわざ｢人間万事塞翁が馬（にんげんばんじさいおうがうま）｣という言葉を紹介し、本校で学んだことを基盤とし、「予測困難な時代であっても変化に柔軟に対応し、仲間と協働して、自信を持って逞しく歩む」ことを期待しました。
卒業生代表の高木里乃香さんは答辞で、「想像していた高校生活とは違ったかもしれないが、コロナ禍だったから得た学びもたくさんあった」と振り返り、全力で駆け抜けた３年間の仲間や家族との思い出を、感謝の言葉とともに述べました。
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