第39回高等学校卒業式が挙行されました｜併設型中高一貫教育校滋賀県立河瀬中学校・高等学校

第39回高等学校卒業式が挙行されました

2024/03/05

高校

　３月１日（金）第39回県立河瀬高等学校卒業式が挙行され、183名が巣立ちました。

　髙田武治校長は式辞において、「皆さんの生活は、新型コロナ感染拡大の波に影響を受けながらも、少しずつ日常を取り戻しましたが、これまで経験したことのないような状況の中、皆さんは、今自分たちにできることを模索し、勉学と部活動、学校行事の両立を図り、何事にも懸命に取り組んでくれました」と述べ、コロナ禍の真っただ中で、様々な制約を受けながら始まった卒業生の３年間を振り返りました。
　さらに、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学のスピーチの中で語った「点と点を繋げる」という話を紹介し、「努力がすぐに結果に結びつくとは限りませんが、あなたがそこにいるだけで、幸せを感じてくれる誰かが必ずあなたの傍にはいます。その誰かのお陰で、あなたは人生で辛いことに出会っても頑張って生きていけるのです。両親からもらった命を大切に、これからの人生を生きてほしい」と、はなむけの言葉を贈りました。

　卒業生代表の福田菜々子さんは答辞で、「新型コロナによる非日常と、徐々に収束に向かう過程を過ごした学校生活は、思い描いていたものとは異なっていたかもしれません。ですが、新型コロナとともに青春を駆け抜けた記憶は、あたりまえの有難さを教えてくれた貴重なものであり、先が見えない不安を乗り越えた証となって残ります」と振り返り、全力で駆け抜けた３年間の仲間や家族との思い出を、感謝の言葉とともに述べました。